2015年09月01日
ご無沙汰しております、元気です
どうも二ヶ月ぶりです、結農園です( `・ω・´)ノ




皆様、大変ご無沙汰でございます・・・思い起こせば7月、上半期の決算でそれはそれは暇を見つけては数字とにらめっこをしておりまして、なかなかここの更新ができなかったんですよ。で、8月ですがまあその夏休みってことで・・・
というわけで夏休みも終わったので今日からちゃんと更新して行こうと思います!とりあえずリハビリがてらに不定期で(*´∀`*)
パプリカ収穫開始!からはや二ヶ月ですが、その間の結農園はどうだったのかと言いますと、とにかく今年のパプリカは順調です。昨年は害虫被害にあって木の生長も悪く実も変形が多かったのですが、今年は色艶も形もとてもいいです。しっかり肉厚ですし本当にお勧めできます。



まあこの写真は7月のものなんですけどね
害虫被害に関しては防除がうまくいったというよりは、推測でしかないんですけど害虫の多い年少ない年といったように波があるんじゃないかと思うんです。よくニュースとかで今年は暑いとか冷夏だとか言われますけど、あれと同じように今年の気候は害虫に適していたとかあるんじゃないかと。なので来年も同じようにうまくいくかわかりませんが、ちょっとは自信になったかな....φ(・ω・` )
トマトに関しては今年は大玉を作らない!っていうことでやってきましたが、まあ良かったのかな、と。ミニトマトに絞ったおかげでミニトマトの作付けが増えて年間を通しての収量は増えたし、ミニトマトのほうが注文が多く輸送に強いため本州j方面にも出荷できたのが良かった。

どこぞの素材集から拾ってきたような写真。つやっつややぞ
今年はイエローアイコが良かったのか悪かったのか、単体だと売れにくいとも思いつつ、ミックスで販売したときに他よりも購買意欲が増したのかどうなのか。というのも人によって評価はまちまちで、ただ黄色が美味しい!ってひともいらっしゃったので一定の評価は得られたかなぁ。しかし意外だったのは今年はウチ以外にもイエローアイコを出荷しているところがちらほらあって(しかも格安で!)、独占できなかったのが悔やまれる。来年はまた新しい変化球を見つけたいところ。
ちなみに市場はイエローアイコの扱いに困っていたので市場を相手にするなら赤一本で。
葉物に関しては小松菜がえらかったです。定期的に撒いては収穫を繰り返しているんですけど、暑さに負けることなく安定して育ちます。小松菜はイマイチ認知度が低いですが、ほうれん草などと並んで非常に栄養価の高い野菜です。栄養価といえばスイスチャード、こちらも非常に栄養価が高く、ランキングでは上位にランクされるほどです。ただちょっと育て方が悪かったのか、はたまた気候のせいなのか、8月中ごろから収量が減ってしまっています。
なんかいきなり夏の総括になっていますが、これから秋冬の収穫に向けて種まきやらやっていきますのでよろしくね!
そうそう台風はどうでしたか?久方ぶりの中津市直撃でしたね。いつも通り「それるそれる」と軽く構えていましたが、どうやら避けられないようでバタバタ備えをしました。おかげさまでハウスは大丈夫でしたが木やら結構倒れました。停電もあったし久しぶりの緊張した一日でした。施設や作物の被害も結構出ていると聞いています。一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
2015年05月29日
スイスチャードはすごいんです
どうも結農園です( `・ω・´)ノ




毎日暑いですね・・・まだ五月なのにこの暑さ、日田なんか二日続けて日本一暑いとか大分いつからこうなったんですかねぇ・・・( ´・ω・`)
とはいえトマトやパプリカには日差しはとっても大事。四月の曇天続きに比べればありがたいと思わなければ。
ちなみに今収穫できているのがミニキュウリ、ズッキーニ、ミニカボチャ、テーブルビート、スイスチャード、小松菜、キュウリ、インゲン、ジャンボインゲンというかなり充実したラインナップじゃないでしょうか。種類が多いとなんかわくわくしますね。
で、ここで登場したスイスチャードとはなんぞやってことですが、最近知名度が上がってきた葉物野菜です。

葉は普通の葉物の色ですが、茎が赤や黄、白にオレンジ、紫ととても色鮮やかです。サラダに加えれば彩り鮮やかですし、おひたしなんかにも使えます。何より・・・
カラフルな色は見た目だけではなく、栄養がたっぷりと含まれている証拠でもあります。カラフルな色が出るのはポリフェノールの一種でもある天然色素「ベタライン色素」によるものです。ベタライン色素とは赤紫色を発色する「ベタシアニン」と黄色を発色する「ベタキサンチン」の総称です。このベタライン色素のバランスによってひと株ごとに赤、オレンジ、黄色と違った発色の茎ができてくるのです。
ってインターネットに書いてました。ほかにも、
スイスチャードに含まれるベタライン色素には、体内の活性酸素を除去し、血中の脂質の酸化を防いで血管を若々しく保ってくれる働きがあります。
しみ・しわ・白髪の原因となる活性酸素を除去し、肌老化を防止してくれるのでベタライン色素を含むスイスチャ―ドは、美肌やアンチエイジングを気にされている女性の皆さんに、とってもオススメの食材なんです!
ってことも書いてましたよ!あんまり抜粋したら起こられるかな、かな?
とりあえず栄養価だけで見たらかなり上位にくる野菜みたいなんで、一度おためしあれ。
※毎日ちょっとずつしか採ってないのでJA春夏秋冬にだけ出してます。
久しぶりにパプリカ紹介

誘引用の紐です。これが2000本あって、さらにそれに誘引していきます。そしてそれが二区画あって・・・もう(´;ω;`)ウッ…
実のほうは順調に大きくなってます。でも色づくまであと一月はかかる予定。待ち遠しい限り。

いきなり変わってミニカボチャ。

どのタイミングで収穫するのがいいのか、どれだけ熟成させたらいいのか試行錯誤した結果、ようやく食べられるところまできました。写真は子供に食べさせている最中のです。皮がぺらっぺらになるところまで食べられます。だから小さくても食べ応え抜群です。
調理方法はというと、とってもお手軽!500Wレンジで3分、ひっくり返して2~3分、触ったら皮が熱々のふにふにしていたらOK。ふたの部分を切って種を出したらスプーンですくって食べるだけ。なーんの味付けもいらずに美味しく食べられます。
近々出荷していくので見かけたら一度はお試しくださいまし。
2015年02月14日
春の定植に向けて土作り
どうも結農園です( `・ω・´)ノ





スナップエンドウがおかげさまで収穫量も増え、大好評&絶賛販売中です。
ご購入くださった方からは、旦那が好きでーとか、子供が大ファンでーなどとうれしい感想をいただいています。
子供が好きというのはよく聞きまして、うちの子供も大好きです。
が、あまりに好きすぎてコレを出すと他のおかずそっちのけで食べる、非常に良くない諸刃の剣。
パパはうれしい、うれしいがちゃんと他のおかずも食べておくれ。
まだ未体験の方はぜひ。今のところはオアシス春夏秋冬、洞門店、山国店にて販売しています。
さていきなりの良くわからない画像ですが、

これ、落ち葉堆肥です。
秋ごろから父上がせっせと方々から集めてきた大事な堆肥です。
それをこれからどんどん春の定植に向けて圃場に混ぜ込んでいきます。

色が濃いところが新しく追加したところ。手前は前回までのもの。
同時に市販の有機肥料と貝殻などから生成したカルシウムを入れて、落ち葉堆肥に付着している微生物を活性化させ、よい土を作ってもらいます。うちの土作りはだいたいこんな感じです。
それから種をまきました。

スイスチャードです。
最近ちょくちょく見かけることもあるんじゃないでしょうか。とてもカラフルな野菜で、サラダやおひたしなどほうれん草と同じような調理ができます。緑一辺倒なほうれん草などに比べてカラフルなので、食卓の彩りにとてもお勧めです。
種はこんな感じ。とってもごつい。

魚の背骨みたい。
コレ一粒に3~5粒の小さな種が入っています。どんな花から種がとれるんだろう・・・
ちなみに昨年まいた種はこんな感じに育ってます。

ほんとうにカラフルですね。
ただどの種からどの色の芽が出るのかそれは誰も庭からない( ´・ω・`)
試験的に作っていますので出荷量がとても少ない野菜です。見かけたらお願いします。
2014年11月21日
冬の野菜に大型新人登場
どうも結農園です( `・ω・´)ノ



今日とある雑誌社から取材をしたいとの電話がありまして。
個人的にはこういった導入はきな臭いと思うタイプなんですが、とりあえず内容を聞いてみると芸能人の方(誰でも知っているレベル)がインタビュアーで来られていろいろ聞きたいとのことでした。
一瞬すげぇ!という気持ちが頭をよぎりましたが、自分なんかまだまだでほかにもっと志の高い農業をされている方がいらっしゃるのでそちらでお願いしますと言って断りました。
後から調べてみたらちゃんと発行している雑誌だったので黒ではないですが、取材した内容に対してこちらがお金を出して掲載してもらう、いわゆる広告雑誌だったようです。取材の押し売りですね。
さすがにこれは断って正解です。謙虚って大事だな!( ´,_ゝ`)
あ、雑誌名は「リー○ーズ」です。経営者の皆様、急な電話はその場で判断せず一旦切って調べてみましょう( `・ω・´)ノ
さてさて結農園ですが、夏野菜が終わり収穫周りがかなり下火になってきました。このままでは食べることもままならぬということで、冬に向けての作付け中です。
山の上はハウスとはいえ寒く、育つ野菜は限られています。その中でスナップエンドウは数少ない果菜類として非常にありがたいところ。そのほかは基本葉物野菜となります。
昨年までは葉物はほうれん草と春菊のみで市場の競りをみこして大量に作ってましたが、今年はこまごまと品種を増やして直売所に対応していこうかと。やはりオアシス春夏秋冬の存在は大きいです。
で、なにを作るかといいますと、今種をまいているのは春菊、ほうれん草、水菜、チンゲン菜、小松菜、タイサイ、そしてスイスチャード。
スイスチャードって聞きなれない野菜だと思いますが、私も知りませんでした。とりあえずどんなものかというと、

こんなもの(ブライトライトは種の品種名)。
茎が色鮮やかでサラダに映えるとこ間違いなし!もちろんほうれん草みたいに温野菜調理でも美味しいです。
芽が出たらこんな感じ。

芽が出るまで何色かわかんないんだなコレ。
早く収穫すればベビーリーフとして、遅く収穫すれば普通の葉物として使えるという優れもの。寒さ暑さにも強いので、真夏以外は通年いけるみたいです。結農園はしばらくこのスイスチャードを押してみたいと思います!買ってね!
すっかり冬毛になったヤギのユキヒコ。

農園に来てまだ一年経っていないのにもう大人サイズ。得意技は後ろ足で立ち上がっての振り下ろし頭突き。
ヤギは暑さより寒さに強いそうですが、さすがに零下になるとかわいそうなので何か考えなければなぁ。